Walkera 5#5B 参考資料
Walkera 5#5B」の参考資料です。

「Walkera 5#6」は【あばれ馬】とご紹介しましたが「Walkera 5#5B」は【おとなしいポニー】です。初期の簡単な調整を行いましたが安定しています。安定しすぎてベテランの皆さんでは「ものたりなさ」を感じられるかと思います。

本体の重量はバッテリーを含んでRobins22(Miracle仕様):244g、WALKER 5#5B:124gで約半分です。機体サイズも「Robins22」と「Walkera 5#6」の中間サイズで目の前での対面ホバリングも恐怖感はありません。

例によってそれなりのメンテナンスが必要ですが安定していて操縦訓練にはウッテつけです。言葉で表すのは難しいのですが「安定性」とはプロポの手放しホバリングが持続できるというようなことではなく、操縦が楽(?)だということです。

「Robins22」では相応の【当て舵】テクニックが必要ですが「Walkera 5#5B」では【当て舵】が必要でないような感じです。エルロン、エレベータの操作でスティックをニュートラルに戻すと自然にブレーキがかかる感じです。このためだと思いますが狭い室内(二畳程度)でも『8の字旋回』や『ノーズインサークル』が可能です。

バッテリーはLi-Poの7.4V 480mAですがRobins22以上の飛行時間です。(約10分程度)

いつもの癖で早速、機体の改造(改悪?)を行いました。ポイントのみ記しておきます。

* バッテリ回路にコントローラ保護用の「ポリスイッチ」を取付け。
* バッテリーホルダに滑り止めとしてマジックテープの取付け。
* 騒音対策でエアーフレームに多数(?)の穴あけ。


【注意】


「ポリスイッチ」は【過電流・過熱保護素子】で周囲温度が上昇すると保持電流は低下してしまいます。

ポリスイッチ(RGEF300)は周囲温度25℃で保持電流3.0A(トリップ電流6A)ですが周囲温度が70℃になると保持電流2.0A(トリップ電流4A)になってしまいます。

すなわちポリスイッチがモーターの外装に接触しているとモーターの温度上昇で低い電流でトリップしてしまいます。モーターの熱影響を受けない場所に取付ける必要があります。


【重要】

【5#5B】のレシーバーの表記に重大な誤りを見つけました。

一般的に「Walkera」社のレシーバーでは【SENSITIVE(ジャイロの感度)】と 【EXTENT(サーボの動作範囲)】が可変になっていますが「5#5B」のレシーバー (RX405)では逆表記になっていました。詳細は添付「レシーバーの設定」をご参照下さい。

トリムの位置

ポリスイッチの取付け

騒音対策として穴あけ

バッテリの滑り止め

モーターの結線

レシーバーの設定
【準備中】 【準備中】